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活動報告

宗報 第245号
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本山だより 総本山において深仙潅頂伝法さる 宗報 第245号
日時:平成16年5月24日  

五月二十四日、二十五日の両日、新緑の総本山園城寺において本宗修験道の最高秘法伝法の法会である深仙潅頂が執行された。

二日間にわたる厳儀は、遠く役行者(神変大菩薩)より連綿として相承され宗祖智証大師以来千百余年の長きにわたり、三井修験の最高最秘の伝法が行われ、新しく十六名の正先達が生まれたのである。

今回、伝法が古式にのっとって盛大に執行されたことは、本宗修験道の興隆のため慶びにたえない。

伝法阿闍梨
正先達 権大僧正 萩原芳定
正先達 権大僧正 村上法照
正先達 権大僧 福家俊彦
正先達 権大僧 福家紀明
正先達 大僧都 滋野敬宣
受法者 僧正 菊池得元(宮城)
大僧都 渡部宥玄(福島二)
大僧都 大西教聖(香川)
大僧都 多賀克明(岡山)
大僧都 山口弘隆(福岡三)
大僧都 墨崎照明(岐阜)
大僧都 秋田幸輝(愛知一)
権大僧都 吉開賢淳(福岡一)
権大僧都 服部賢秀(福岡一)
権大僧都 梅村敏明(滋賀)
権大僧都 松永憲明(福島一)
権大僧都 柴田俊正(愛知一)
権大僧都 大井幸明(埼玉)
少僧都 尾関光詮(愛知一)
権少僧都 奥村快運(本直)
権少僧都 伊矢野美峰(滋賀)
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本山だより 大峰奥駈入峰修行執行 宗報 第245号
日時:平成16年5月22日、23日  

五月二十二日から二十三日までの二日間、本宗恒例の大峰奥駈修行が座間検校代理の指導の下、二十七名の教師が参加し行われた。

本年度は熊野三山から玉置山までの行程で行われた。
参加者は左記の通りである。

(太字は満行者)

修験検校代理




















正先達 座間光覚 岐阜 二八回
正先達 山口弘隆 福岡 三二〇回
正先達 大井幸明 埼玉 一六回
正先達 服部賢秀 福岡 一一四回
正先達 吉開賢淳 福岡 一一三回
三僧祇 奥村快運 本直 一八回
三僧祇 白戸秀憲 埼玉 九回
三僧祇 川合弘曜 埼玉 八回
三僧祇 小林慶吾 滋賀 七回
三僧祇 尾関弘憲 本直 七回
三僧祇 柳田暹昭 滋賀 五回
三僧祇 中原賢明 福岡 二五回
三僧祇 加藤明信 愛知
二僧祇 菅沼蓮生 滋賀 八回
二僧祇 久高悠照 滋賀 五回
二僧祇 木村真良 福島 二四回
二僧祇 佐々木俊岳 滋賀 四回
二僧祇 飯塚展祥 滋賀 四回
二僧祇 村松幸忍 愛知 一二回
二僧祇 佐藤俊海 滋賀
一僧祇 福田俊穎 埼玉 五回
一僧祇 石田成男 滋賀 二回
一僧祇 渡辺一如 滋賀
一僧祇 亀山高照 香川
一僧祇 川上照行 香川
一僧祇 本田源誠 香川
  青木滋夫  
  富田幸児  
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本山だより 大峰奥駈修行復興三十周年記念
太刀奉納並びに奉納演武挙行
宗報 第245号
日時:平成16年4月11日  

桜花爛漫の四月十一日、総本山園城寺金堂御宝前特設道場において、本宗千乗院住職・吉開賢淳師より刃渡り三尺七寸二分、銘・肥前国住人一吉作の太刀一振が総本山園城寺へ奉納された。

吉開師は旧柳河藩景流居合保存会会長も務めておられる。
今回「修験道と武道」という論文も著わされ、本宗修験道の興隆に一方ならぬ尽力をいただいています。
当日の式次第は左記の通り。

次 第
総本山園城寺長吏猊下、式衆、演武奉納参加団体入道場
開会の辞新宮山彦グループ世話人代表 玉岡憲明
太刀奉納旧柳河藩景流居合保存会会長吉開賢淳
感謝状授与園城寺長吏猊下
謝辞及び主催者挨拶吉開賢淳
園城寺長吏猊下挨拶
奉納
儀式
法弓の儀佐賀県弓道連盟会長 白濱信之
法剣の儀無双直伝英信流滋賀居合道友会会長 佐々木俊岳
法螺の儀天台寺門宗法螺師 服部賢秀
奉納
演武
鹿嶋神伝直心影流法定 代表者 信夫息游
無双直伝英信流居合 代表者 佐々木俊岳
旧柳河藩景流居合 代表者 吉開賢淳
閉会の辞服部賢秀

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別格本山金倉寺仁王門落慶法要執行 宗報 第245号
日時:平成16年5月9日  

初夏の香り漂う五月九日、別格本山金倉寺(香川県善通寺市金蔵寺町)の仁王門落慶法要が、福家俊明管長猊下大導師のもと厳粛かつ盛大に厳修された。

この仁王門は元禄六年(1693)に高松藩主松平頼常公によって建立されて以来、三百有余年間の風雨により老朽が進んだため、今回、村上法照住職(寺門宗宗会議長、総本山園城寺執事長)が一念発起され、信徒総代を始めとする多くの信者の方々並びに関係者各位の協力を得て、新たに新築されたものである。

当日は懸念されていた天候の方も、稚児さんの練り供養が始まる午後一時には雨も上がり、法螺師を先頭に観音堂を出発。
門前を練り供養した後、仁王門前に到着。
大導師作法の中、鐃鉢の法音が境内に響き渡り四智讃を奉唱した後、本堂に入道場し、落慶法要が執行された。

法要終了後、管長猊下並びに村上住職より感謝状、記念品が贈呈され、管長猊下が御祝辞を述べられた。
次いで、来賓が祝辞を述べられ、住職謝辞をもって終了となった。

当日は日曜日ということもあり、多くの参詣人で境内は終日賑わいをみせていた。


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三河新四国霊場総開帳巡拝 宗報 第245号
日時:平成16年3月16日  

平成十六年三月十六日、三河新四国第一番総持寺巡拝団は、中村謙秀引率の三十余名の信徒共々、観光バスにて午前八時当寺出発。
豊川稲荷まで巡拝し、四月八日は豊川から碧南まで参って八十八ケ所巡りを無事結願した。

当霊場は江戸時代に開創された古い札所であったが、戦災にあって、札所を改めて再興したのが、今年で四十周年に当ります。
これを記念して、全札所では総開帳が行われ、善の綱が張られ、納経帳には特別記念宝印が授るとあって、毎日善男善女の参詣で大賑いを呈している。
特に第一番札所とあって、納経帳、地図等々求める人が早朝より参詣に訪れます。

三河と申せば、愛知の観光のメッカ。
海あり、山あり、史跡や温泉も有ります。
そこに散らばる八十八ケ所の札所を訪れると云う日帰りコース、信仰と観光を兼ねた行楽の穴場として近年益々県内外の人気が高まってきた。

第一番、流汗不動総持寺を振出しに、三河三弘法、豊田の庚申さん、紅葉の猿投山、花の岡崎は家康公ゆかりの大樹寺、豊川稲荷を経て、国定公園三河湾の蒲郡へ、ガン封じ寺西浦無量寺、三ケ根山を望み乍ら、幡豆中風除けカボチャ寺を経て、西尾の二ケ寺を参り、碧南の毘沙門天等々の古寺巡りの絶好の観光コース。
岡崎観光バス募集の団体は全て知立駅出発、一番総持寺から順次参詣し、三月四日大型バス四台、三月十四日も四台、四月四日五台、四月十四日四台、五月四日五台、十四日四台と団参が続き、その他名古屋を始め各地より大型バスが乗り入れられ、すでに三十余台。
六月八〜九日には二台のバスが一泊二日で全霊場の巡拝を行った。

特に定年後の方々が、御夫妻や、友達共々自家用車で連日参詣され、三河路を廻る約三百キロのコースは、鈴の音と共に、同行二人の白装束の善男善女でこの春から夏にかけて大いなる賑を呈している。

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支所長会議開催さる 宗報 第245号
日時:平成15年5月9日  

例年十一月二十三日に開催される支所長会議は、今秋十一月十四日に執行される智証大師入唐求法千百五十年記念大法要に向け、各支所の協力をお願いすべく、六月二十日に開催された。

微妙寺にて法楽の後、宗務本所に会場を移し、管長猊下よりお言葉を賜った。

議題
  1. 智証大師入唐求法千百五十年記念大法要について
  2. 世界遺産登録記念修験道大結集祈り大護摩供について
  3. 宗例に一部改正に伴う事務手続きについて
  4. その他
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