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活動報告

宗報 第278号
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第四十七回教師講習会開講 宗報 第278号
日時:平成24年8月3日〜8月9日  

八月三日より九日までの一週間、宗 務本所において教師講習会が開講され た。
講習会では十名の受講者が寺門宗 教師として修得しておかなければなら ない法華懺法、例時作法、修験作法、 声明(伽陀・回向)等に真剣に取り組 んでいた。


本年は四名の初受講者があり、例年、年齢も地方も異なる教師同士の交流がこの教師講習会を通じて始まり、親睦を深める良い機会となっている。


講習生は毎月五日に総本山園城寺金堂で奉修される弥勒講に出仕し、福家英明園城寺長吏猊下を御導師に一山住職と共に法要を行った。
翌六日には観音堂において原爆犠牲者追善法要並びに世界平和祈願法要にも随喜した。


また、屋外で行われた修験作法においては、猛暑の中、法弓作法などの諸作法指導が行われ、講師からの説明に対し熱心に耳を傾けていた。


各受講生とも地方では経験すること第四十七回教師講習会開講のない本山行事を一山住職とともに行うことで、より一層身の引き締まる講習会となった。

教師講習会受講者
回数 職級 氏名 所属支所
律師 廣瀬 祥旭 山梨
律師 冨士川宥樹 山形
権律師 塩田 明真 香川
権大律師 北村 千紫 滋賀
未教師 高山 正淳 愛媛
未教師 飯塚 龍慶 滋賀※
少僧都 丸井 隆史 香川
準教師 清水 光俊 本直※
準教師 大西 榮照 香川
未教師 吉田 尚道 山形

※前期のみ受講

法螺講習会開講 宗報 第278号
日時:平成24年8月3日、8月4日  

八月三日、四日と宗務本所において法螺講習会が開講された。


講師として天台寺門宗九州別院本行院住職、藤野賢隆師をお迎えし、両日にわたり熱のこもった指導をいただいた。


参加者は、講師の法螺の音色に少しでも近づけるように、熱心に練習を繰り返していた。

参加者
大僧都 吉開 賢淳 福岡一
権大僧都 岡村 瑞應 滋賀
権大僧都 柳田 暹昭 滋賀
大律師 石田 成真 滋賀
未教師 大西 榮照 滋賀
未教師 大西 榮照 香川
  南  康晴  
  美濃 隆一  
  松井 正己  
  上野 正男  
  服部 正章  

地方たより 東北寺門会例会開催 宗報 第278号
日時:平成24年6月30日  

平成二十四年六月三十日、山形県寒河江市、こころの宿一龍において、東北寺門会例会が開催された。


この例会は、毎年会場をかえ行われているが、昨年は三月十一日に発生した東日本大震災のため、やむなく中止になり、二年ぶりの開催となった。
今回は、平成二十六年に控えた宗祖智証大師生誕一千二百年慶讃大法会での教区法要準備のため、声明講習会も兼ねた例会となった。
そのため講師として埼玉行弘寺の川合弘曜師をお迎えし、また東京支所から菅沼蓮生、藤川竜光両師も参加された。


例会では、開会の言葉に始まり、物故者に対して一同黙祷を捧げ、その後法楽を行った。
会長挨拶として、天王院住職冨澤祖英師が挨拶され、東日本大震災で甚大な被害のあった宮城県三寺院に対する支援の御礼が述べられた。
続いて庶務、会計報告が行われ、すべて承認された。
その後懇親会となり、初日は終了した。


二日目は場所を光秀院(加納寛祐住職)に移し、川合弘曜師の指導のもと、声明の練習を行った。
今回の例会には各地方から二十四名参加し、各教師とも大法会に向けて、熱心に練習に取り組んでいた。


本山たより 宗祖智証大師生誕一千二百年記念事業 宗報 第278号
日時:平成24年9月19日  

総本山園城寺事務所並びに指定文化財収蔵庫建設工事地鎮祭

去る平成二十四年九月十九日、総本山園城寺事務所並びに指定文化財収蔵庫建設工事地鎮祭が、万徳院境内・建設予定地において、園城寺長吏大僧正猊下大導師のもと奉修された。


現在、総本山園城寺には宗祖智証大師円珍ゆかりの国宝、重要文化財など数多くの指定文化財が保存されている。
今後出来る限り良い状態で保存していくために、収蔵庫の建設が必要とされていた。
また光浄院境内にある園城寺事務所は老朽化が進んでおり、総本山運営に際し機能的な事務所の建設も急務とされていた。



このたびの総本山園城寺事務所並びに指定文化財収蔵庫を建設は、宗祖智証大師生誕一千二百年記念事業として、平成二十一年から整備計画を策定、平成二十三年に国庫補助事業として決定を受け、同二十四年九月から建築工事に着工、来年七月の竣工を予定している。


当日は、古来の地鎮作法にのっとり、宮川芳夫園友会会長を始め、ご来賓の方々、工事関係者が多数参列の中、工事の安全と無事なる竣工を祈願した。


本山たより 第十九回 天台寺門仏教青年会総会開催 宗報 第278号
日時:平成24年8月25日  

八月二十五日、愛知県名古屋市日光院(秋田幸輝住職)において第十九回天台寺門仏青総会が開催され、来賓には園城寺長吏福家英明猊下、金倉寺住職・村上法照師をお迎えし、全国各地より十八名の会員、賛助会員が集った。


会議では、平成二十三年度事業報告並びに決算報告、平成二十四年度予算案、事業計画案などが議案として提出され、すべてが議決された。


事業計画としては、智証大師御正忌会での仏青会員による法要、声明研修会、子弟登山会の開催等に加え、平成二十六年に控える宗祖智証大師生誕一千二百年慶讃大法会への参画についてといった内容であった。


翌二十六日には、名古屋市内にある、ボストン美術館、名古屋城・本丸御殿復元現場を見学し、午後三時に散会した。


また、役員の任期満了に伴い改選が行われ、新たに新会長に秋田幸輝師、副会長に大井幸明師、飯塚展祥師が選出された。

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