九月一日、第十四回天台寺門仏教青年会総会が、愛知県愛西市の世尊寺（加藤英明住職）において開催された。
来賓として村上法照宗会議長をお迎えし、会員、賛助会員十七名が参集した。
世尊寺での法楽の後、同市内にある東海別院不動寺（加藤道明住職）に移動し、不動寺においても法楽を行った。
議事では、平成十八年度決算、平成十九年度事業計画案並びに予算案等が審議され、全議案は異議なく可決された。

会議の中で宗祖智証大師生誕一千二 百年慶讃大法会に仏教青年会としてど のように取り組んでいくのかという意 見があった。
現在、仏青として声明研 修会を行っているが、大法会に向けて 法儀などよりいっそうの取り組みが必 要であるとの認識で一致した。


翌二日はトヨタ産業技術記念館、熱 田神宮、徳川美術館を見学した後、午 後四時に散会となった。

愛知県知立市総持寺において去る八 月十日、お盆施餓鬼大法要が厳修され た。


当日は午前九時に一番鐘を聞いて、 浜松誠真講の団参信徒が荘厳に祭られ た施餓鬼棚の前に参集。
二番鐘を合図 に式衆下座先進にて三界萬霊の大位碑 に一礼しつつ着座、三番鐘にて読経が 始まった。
知立をはじめ名古屋、一宮、 四日市、静岡、浜松各地より参詣信徒 の先祖代々各霊位の追善回向大法要が 厳修された。


十二時になり休憩に入ると、勝手係 十余名のお手伝いによる「おとき」が 接待され、堂内大広間は人であふれた。


午後は一時より始まり、薫香の香る 堂内外に集った参詣者は御仏の慈悲に 恵まれた法悦のひとときを過ごした。


当日は暑い日であったが、終日人の 波が続きにぎやかな一日であった。