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活動報告

宗報 第250号
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本山たより 第四十回 教師講習会開講 宗報 第250号
日時:平成17年8月3日〜9日  

恒例となった教師講習会も本年で第四十回を数える。
八月三日より一週間、三十二名の受講者と三名の聴講生が、寺門宗教師として修得しておかなければならない法華懺法、例時作法、修験作法、声明(伽陀・回向)等に苦戦しながらも真剣に取り組んでいた。

本年は十五名の初受講者があり、この期間を通じて宗内教師との交流も始まり、普段なかなか相談も出来ないことなど、膝をつき合わせて話し合い、親睦を深める良い機会ともなったようだ。

また、毎月五日に総本山園城寺金堂で奉修される弥勒講にも出仕し、長吏猊下を御導師に一山住職と共に法要を行った。
明くる六日には観音堂において原爆犠牲者追善法要並びに世界平和祈願法要にも随喜するなど、講義以外にも得ることの多い講習会であった。

教師講習会
受講者





















回数 職級 師名 所属支所
律師 上野浄和 群馬
権律師 村松幸忍 愛知一
律師 辻村勝道 香川
権律師 梅林裕捻 福岡二
権律師 佐藤妙香 本直
準教師 横井幹昌 愛知一
準教師 石田成真 滋賀
準教師 遠藤清香 滋賀
律師 藤原妙京 群馬
権律師 小沢恒正 群馬
権律師 丹野英幸 宮城
権律師 大森秀圓 宮城
権律師 赤木信祐 滋賀
権律師 川上照行 香川
準教師 宮田光明 福島一
準教師 三輪博道 愛知二
準教師 川合弘明 滋賀
準教師 近藤妙心 滋賀
準教師 上原明澄 群馬
準教師 富田俊幸 滋賀
大僧都 菊地英明 宮城
権律師 菊地康順 宮城
権律師 小森谷瑞温 宮城
権律師 藤本由紀 宮城
権律師 藤本裕妙 宮城
権律師 村上秀雅 福島一
権律師 安部覚清 岡山
権律師 久保弘栄 福岡三
権律師 座間洋光 岐阜
準教師 冨澤秀光 福島二
準教師 田中妙麗 愛知二
準教師 藤野賢了 福岡一


権大律師 古田妙香 滋賀
権律師 北村千紫 滋賀
準教師 恒松明信 滋賀
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仏青たより 第十二回 天台寺門仏教青年会総会開催 宗報 第250号
日時:平成17年9月11日  

九月十一日、第十二回天台寺門仏教青年会総会が、松山市の高棚山明星院(高山正啓住職)において開催された。
来賓には村上法照、岡田清謙、今井法如の各師をお迎えし、会員、賛助会員十七名が参集した。


議事では、平成十六年度決算、平成十七年度事業計画案並びに予算案等が審議され、全議案は異議なく議決された。
特に新規事業として一般が天台寺門宗に興味をもってもらえるような内容を盛り込み、かつ会員の情報交換の場としても利用できるホームページを、作成することとなった。


仏青も早や創立十二年目を迎え、今後の仏青のあり方や存在意義についても活発な論議がなされ、一人でも多くの参加が見込めるよう事業等を改革していくことが重要であるとの意見が出された。


翌十二日の研修会では、四国霊場第五十一番の石手寺を参拝し、松山市内、伊予かすり会館、砥部焼など愛媛県ならではの名産品を見学した後、午後二時散会となった。

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本山たより 第九回 子弟本山登山会開催 宗報 第250号
日時:平成17年8月5日、6日  

第十回子弟本山登山会が、八月五日、六日に開催され、十歳から十七歳までの子弟四名の参加があった。


開講式の後、三井寺山内を見学、座禅に挑戦し、写経では初めての体験に緊張してる様子であった。
夕食後は花火大会を行い楽しい時間を過ごした。


翌六日は、六十回目の原爆忌に当たるということで、全員午前六時に起床、「広島・長崎原爆犠牲者慰霊法要」に参列し、被爆体験者による紙芝居や講演に熱心に耳を傾けた。


その後、琵琶湖観光船のミシガン船上での昼食を楽しみ、夏休みの琵琶湖
を満喫した。
仏青では、来年も子弟登山会を例年通り八月五日・六日の両日に開催を予定している。
これを機に、仏教やお寺に興味を持ち、子弟同士の交流の輪を広げる場となるよう一人でも多くの参加を仏青では期待している。

第十回仏青子弟本山登山会参加者

柴田将慶(十七歳) 柴田尚英(十四歳)
滋野敬祐(十歳) 名和将太郎(十歳)
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地方たより 知立総持寺 盆施餓鬼大供養
愛知第二支所 中村謙亮
宗報 第250号
日時:平成17年8月10日  

去る八月十日、知立市総持寺本堂に於いて、式衆十口をもって、檀信徒約六百世帯、二千余霊の先祖代々各霊位追善回向、水子供養並びに戦災、交通、殉難者諸霊追悼の為、早朝より午後三時頃まで、休む事なく盆施餓鬼供養が三十六度の猛暑の中厳修された。


当日は十数名のお手伝いの手助けを得て、二百人の食事の接待が行われ、真言秘密相伝の施食供養が勤修され、罪障消滅、安養浄土九品の蓮台に送り、施主各位の幸せを招き、無病長寿、福貴安泰を願って、地元を始め名古屋、浜松、鈴鹿、四日市、一宮、豊橋、豊田、刈谷の各都市よりの参詣者で、終日大いに賑わった。


正面の施餓鬼壇には、三界万霊の大位牌を中央に、四十九院の塔婆と、当寺永代供養の施主の位牌、二百余基を祀り、百味の供物を供え、五色旗が堂内外陣になびき、白壇の香りただよう中、行道が行われた。

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