八月二十日、福島県二本松市の岳温泉光雲閣において第十八回天台寺門仏青総会が開催され、来賓には園城寺長吏福家英明猊下、宗会議長村上法照師、宗務総長座間光覚師らをお迎えし、全国各地より多くの会員、賛助会員が集った。
会議では、事務局長滋野敬宣師司会進行のもと、平成二十二年度事業報告並びに決算報告、平成二十三年度予算案、事業計画案として智証大師御正忌会での仏青会員による法要、声明研修会、子弟登山会の開催等などが議案として提出され、すべてが議決された。
翌二十一日は、福島県相馬市天王院(冨澤祖英住職)にて、仏教青年会主催による東日本大震災犠牲者慰霊法要並びに復興祈願法要が営まれた。 法要は久世円寿仏青会長が導師を勤められ、地元東北の仏青会員並びに全国から集まった仏青会員により執り行われた。 来賓の長吏猊下、宗会議長、宗務総長を始め、東北地方の賛助会員、地元住民の方々に大震災による犠牲者の供養を込め、焼香いただいた。
法要終了後は、角塔婆を本堂前に建立し、あらためて犠牲者の慰霊と被災地域の復興を祈願した。
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